放射線の線量測定について
2011年3月18日以降、下記住所での放射線の線量(単位:シーベルト)の測定を行っております。
・株式会社EOS21 本社 東京都中央区日本橋富沢町5-4
2012年2月17日 雨天および降雪で放射性降下物が多少増えるかなと思いましたが、逆でした。
最終更新/ 2012/3/10 2:30(JST)
次回更新見込/ 2012/3/25 夜/evening(JST)
放射線量測定グラフ
(グラフをクリックすると拡大グラフがみられます放射線測定システムについて
放射線検出器 | |
放射線検出器の製品名 | 秋月電子通商 γ/β線検出 ポケットガイガーカウンタキット(2011年3月現在、廃盤品です)(*) |
放射線検出器 | ガイガー・ミュラー(GM)計数管 浜松ホトニクス D3372 (2011年3月現在、廃品種です) |
放射線の最大カウント可能量/秒(cps | 60 counts per second. |
データロガー | |
製品名 | Pico Technology社 PicoScope 2014 + PicoLog |
最短サンプリング間隔 | 5〜10ミリ秒 このデータロガーソフトはサンプリング間隔を任意に設定できますが、実際の測定データをみると、5msを指定しても実際には7.5ms程度のサンプリングになるようです。 |
放射線測定条件 | |
放射線測定時間 | 毎時40分間(開始当初は20分) |
放射線測定場所 | 弊社窓際 屋内 |
放射線測定データ(ログ)の一例 | 縦軸は電圧(1V以上のヒゲが放射線の検知。0V付近のものは雑音) 横軸は時間 |
(*) 回路図 http://akizukidenshi.com/catalog/contents2/kairo.aspx ここの「計測器」から「ポケットガイガーカウンター・キット」をクリックしてください。 「ポケットガイガーカウンター・キット」 |
放射線量の測定データ表
2011年 | |||
3月/March | 4月/April | ||
5月/May | 6月/June | 7月/July | 8月/August |
9月/September | 10月/October | 11月/November | 12月/December |
2012年 | |||
1月/January | 2月/Feburary | 3月/March | |
注意事項
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- 本測定に使用している測定器はアマチュア用にキットとして販売されていたものを組み立てたものであり、精密な測定を目的としたものではありません。
- 放射線には、α線(アルファ線=ヘリウム原子核)、β線(ベータ線=電子)、γ線(ガンマ線=光子)の三種類があります。本測定器はそのうち、β線および加速電圧60kV以上のγ線)が到来したこと検知できるだけであり、放射線のエネルギーや種類を測定できるものではありません。
- したがって、国や機関が発表している放射線の線量単位[Sv:シーベルト]等と厳密に比較することはできないのですが、非常に大まかにいって、1.2cpm 〜 0.1μSv(シーベルト) です。これを基に2011年4月2日11時以降の更新では、Sv表示も追加しました。このような、カウント数から放射線の線量への換算は他のGM管を使った測定器で一般的に行われているものです。
- 同様に、他のGM管で測定したカウント数や放射線量との比較も、正確にはできません。なお、GM管でのカウントと、放射線量との換算は、コバルト60での放射線の線量の測定値を基にしたものと、セシウム137での放射線の線量の測定値を基にしたものの2種類があります。
- 放射線の線量は一日のうちにさまざまな要因により変化します。本測定器での通常状態(バックグランド)でのカウント数は、1〜10cpm(カウント/分)です。また、これより一時的に増大したからといって、直ちに危険と判定することはできません。
- サイト管理者の都合により更新が遅れたり、測定そのものを中止することがありますので、予めご了承ください。本測定により生じた損害等については、当方はその責を追わないものとします。
- 本データの2次利用はご遠慮ください。
- 本ページはリンクフリーです(2011/4/3 追加)お問い合わせは info@eos21.co.jp へ
関連情報へのリンク
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- 文部科学省 上水(蛇口水)、定時降下物のモニタリング(日本語/Japanese)
- USTREAMで「Geiger」「ガイガー」等で検索すると複数のライブ配信があります。
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